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葛布展 ~自然の魅力に触れる~|5月・6月催事

左上から、大井川葛布 九寸帯「朧月」、九寸帯「籠目」、八寸帯「竹林驟雨」、九寸帯「稔」、九寸帯「菜園」

日本人と葛。遡ること、古墳時代。
採取して食し、繊維から糸をつくり織物にする、日常の営みがありました。
今も尚、静岡県大井川では植物の天然繊維ならではの風合いと透き通るような光沢を生かした織物を手がけています。
幻の布となる前に是非この機会に触れてみてください。

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会期:2024年5月1日(水)~
場所:銀座もとじ 和織、男のきもの、オンラインショップ
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銀座もとじ和織 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472
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ぎゃらりートーク

大井川葛布 代表・村井龍彦氏をお迎えし、お話を伺います。

日時:6月23日(日)10時~11時 
場所:銀座もとじ 和染  
定員:40名様(無料・要予約)

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在廊

大井川葛布 代表・村井龍彦氏

6月22日(土)13時~18時
6月23日(日)11時~17時

葛布(くずふ)とは

野趣味の中にきらめく糸の輝き。
古の貴人に愛された、自然と共生する古代布。

葛布(くずふ、かっぷ)は蔦性のマメ科の植物「葛」から作られる自然布の一つで、その歴史の古さから、芭蕉布、科布(しなふ)と共に日本三大原始布とも呼ばれています。
葛は、葛餅や葛根湯など食用の用途として知られていますが、繁殖力が強く繊維も強靭であることから、麻や綿が大陸から入ってくる以前の日本では、身近な植物である葛から布が作られていたと考えられています。やがて、葛の繊維特有の美しい光沢感を活かし、貴族の装束や武士の裃として身分の高い人々の装いに用いられるようになりました。
静岡県を南北に流れる大井川沿いは、鎌倉時代から続く葛布の名産地であり、「千年の歴史を途絶えさせない」という思いで、新たな葛布の魅力を世界へ向けて発信しています。
伐採した蔓を茹でた後、室で発酵させ固い外皮を溶かして繊維を採る等、その独特の製法も興味深く、自然の力を生かし自然と共生する布づくりの在り方に、今再び注目が集まっています。

《動画》葛布の歴史と作り方-大井川葛布

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